還暦過ぎても

還暦過ぎても、心は少年のまま…

夏のドライブ 車内の空気に含まれる発がん性化学物質が5倍に

最近のWEBの健康記事から気になったものをピックアップしてみました。

 

1.車の中の空気は汚染されている

デューク大学が2015年以降に製造された101台の自動車を調査したところ、(日本車を含む) 99%の自動車の内装に発がん性のある物質を含んだ難燃剤が使用されていた、というニュースです。

 

www.newsweek.com

 

ポイント

  1. 内装材は、車内の空気に発がん性のある有害な化学物質を放出している
  2. 難燃剤を使っても火災を予防することは出来ず、かえって火災時に有毒ガスを発生させている → 消防士が「がん」に罹る率が高いのは、そのせい?
  3. 暖かくなると有毒物質の蒸発量が5倍になるので注意が必要

感想

影響を受けやすいのは子どもです。

よく親がパチンコに夢中で子供を死なせてしまったというニュースがありますが、どんな時でも子供を車の中に閉じ込めておくのは避けた方が良いようです。

車を運転する時は、(暑い時はとくに)できれば窓を開けた方が良いかもしれません。

 


2.超加工食品は寿命を縮めるか?

超加工食品で早死にリスク増大、30年間の研究で判明

 

5月10日付のYahoo!ニュースが、上のタイトルのCNNの記事を出しています。

news.yahoo.co.jp

 

内容は、10万人以上の人を34年間追跡調査した結果、超加工食品を沢山食べるグループは最も少ないグループに比べて、早死のリスクが4%高いことが判明した、というものです。

 


「超加工食品」のリスト

超加工食品は「糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料などの添加物を付与して、工業的過程によって作られる日持ちする食品」とされています。


・アイスクリーム
・チョコレート/キャンディー/グミ
・ハム
・ソーセージ
・ポテトチップス
・大量生産されるパン
・朝食用のシリアル
・シリアルバー/エネルギーバー
・ビスケット、クッキー、菓子パン
・炭酸飲料、栄養ドリンク、乳飲料
・惣菜
・インスタントソース(調味料)
・フルーツ味のヨーグルト
・粉末/包装されたインスタントスープ
・マーガリン/その他のスプレッド
ウォッカ、ラム、ジン、ウィスキーなどの蒸留酒


と、超加工食品をひとくくりにして悪者にされています。

 

しかし、ニューヨークタイムズの記事には、同じ報告のニュースでありながら、違う意見も載っています。

 

www.newsweek.com

 

「超加工食品の多く摂取している人は、野菜、果物、豆類、全粒粉をほとんど食べない傾向があった」

 

つまり、超加工食品ばかり食べる人は、栄養や健康に無頓着であって、超加工食品自体が悪いのではなくて、野菜を食べないなど栄養が偏ることが悪いのではないかとも考えられます。

 

したがって、超加工食品をより多く食べた人がより早く死亡する可能性が高くなるとは単純には言えない、というものです。


感想

超加工食品が悪いという記事は上にあげた以外にも多く出ていますが、もっと視点を広く見ても良いように思われます。

 

私の母親は、胃ろうなので「栄養チューブ」です。もう10年以上もその状態が続いています。健康状態は10年前とほとんど変わりません。