還暦過ぎても

還暦過ぎても、心は少年のまま…

安い骨伝導イヤホンは低音が再生されない 他のイヤホンと比較してみた

Amazonのセールで骨伝導イヤホンを買ったのですが、ウォーキング中に聞くには使用感はなかなか良いです。耳も塞がないし、走っても落とす心配がありません。

 

しかし、音が悪い。1000円以下の他のイヤホンにも負けているようです。
とくに低音はまったく再生されていないようなので、自分なりに確認してみました。

 

 

安い骨伝導イヤホンで低音を再生してみる (他のイヤホンと比較)



1)比較方法

上の写真にあるヘッドホン・イヤホンは、安価なエントリークラスのものです。これらを使用して順番に聞いていきました。

 

100Hz サイン波 3秒

 

90Hz サイン波

 

80Hz サイン波

 

70Hz サイン波

 

60Hz サイン波

 

50Hz サイン波

 

40Hz サイン波

 


2)結果

還暦過ぎの私が数回聞いた限りでは

 

骨伝導イヤホンは、70Hzで小さくなり、60Hzや50Hzでは聞こえません。

 

耳栓をして骨伝導イヤホンをすると、70Hzは聞こえますが、60Hzの音は小さく、50Hzや40Hzの音は聞こえません。

 

他のイヤホンは、40Hzまでいちおう感じられます。

 

おおざっぱに順番を付けると

骨伝導イヤホン <<<<  骨伝導イヤホン(耳栓)<<<  耳掛け型 << (インナーイヤー型  カナル型)< オーバーヘッド型ヘッドホン(密閉型)

となる感じです。


追記:
Amazonの中華 骨伝導イヤホン の場合、取説にも商品説明にも、再生周波数帯域の表示はありませんでした。
他のイヤホンは、最低でも20Hz以上は再生できることになっています。


まとめ

Amazon骨伝導イヤホンと称して売られている中華製の安価なデバイスは、実は骨伝導ではなく空気伝導だとも言われています。

 

私が買ったものは、低音は明らかに他のイヤホンやヘッドホンに劣りました。スマホのスピーカー並みです。

Amazonのレビューでは、低音も響くように評しているものも多いので一概には言えませんが、安価な骨伝導イヤホンの低音再生には期待しない方が良いかもしれません。

 

安い骨伝導イヤホンを使っている方、よろしければ上の音源で試して頂けたらな、と思います。

 

それでも 低音を気にしなければ快適に使用できています。
私はAmazonのオーディオブック Audible で使用しています。

 

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