還暦過ぎても

還暦過ぎても、心は少年のまま…

「ウェンカムイ 死刑囚 木嶋佳苗の生痕」タイトルの意味

週刊文春に先々月から連載が始まった「ウェンカムイ 死刑囚 木嶋佳苗の生痕」について書き留めておきます。


著者は「おそめ 伝説の銀座マダム」「女帝 小池百合子」の石井妙子氏。

実は私、2冊とも図書館から借りたものの、1/5 も読めずに脱落しています。なんか文章についていくのが辛くなるのですね。でもこれは楽に読めます。

 

 

1.タイトル「ウェンカムイ」について

ウェンカムイとは、アイヌ語で「悪い神」という意味です。
木嶋佳苗が生まれ育った北海道東部はヒグマの密集地域。アイヌの人々にとってヒグマは「カムイ(神)」として崇められていて、仕留めたときには霊送りの儀式を行って弔うとともに、その肉や皮などを糧として頂いてきました。

しかし、人を襲って喰ったヒグマは、「ウェンカムイ」とされ、霊送りもされず、肉や皮も放置されたままにされました。

木嶋佳苗は人喰いヒグマに準えられているのでしょうか。


2.死刑囚となってからも、モンスターは肥大化するばかり

木嶋佳苗については、何冊も本が出ていますし、なぜ今頃また?と思ったのですが、逮捕され拘置所に収監され、裁判、死刑判決、死刑確定してからも、モンスターぶりを発揮(それどころか益々肥大化)していて、関わってきた人を悲劇に陥れているのですね。

死刑判決が下っても木嶋佳苗は止まらない。メディアの下心と、膨大な量の手紙で塀の外の人間をコントロールする木嶋の虚栄心とが出会うとき、悲劇は何度でも起こる。(6回より)


獄中にいながら、他人を操るんだから凄いです。
マスコミの下心が上手く利用されている感じです。

 

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3.各回のタイトル

#1 断崖──父と娘
木嶋佳苗の父親は木嶋逮捕の4年前に自殺していた

#2 私はやっていません
裁判で、自分の女性機能自慢

#3 劇場型裁判と朝日手記
死刑判決 の数時間後に朝日新聞デジタルに長文の手記を載せる

#4 “共犯”編集者の告白
木嶋に小説「礼賛」を書かせた編集者 会社と木嶋の板挟みで編集者を辞めて田舎に引っ込む

 

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#5 文春編集者との文通
文春の女性編集者と文通  上田美由紀への嫉妬

#6 父が授けた凶器
凶器は「文章力」

#7 3度目の獄中結婚
週刊新潮」の担当デスク井上氏と結婚!
井上氏は新潮社を退社

#8 狙われた顧問弁護士
筆者のところにも手紙が届き始める
その目的は文春の顧問弁護士にあった

ここまでが逮捕から今までの話です。以降は木嶋が上京してからの話になるようです。

#9 上京と同棲

#10 “上智大学生”の彼氏


4.感想に代えて

木嶋佳苗 はブログもやっているようです。

木嶋佳苗拘置所日記
 

blog.livedoor.jp


しかも今年9月からは note で 有料記事も配信しています。 1記事500円です。

東京拘置所ガイド〜30kg痩せた木嶋佳苗の獄中記〜
 

note.com

相変わらず、虚言ばかり。
私はこんな奴の懐に入ると思えば、10円でも出したくない。

死刑が確定してから7年も経っているのに、未だに虚言を振りまき、他人に暴言や罵詈雑言を浴びせまくる木嶋佳苗。金額の多少は知りませんが、稼いでいるようだし、どうなってんの?と思います。

法務大臣は判決確定から6か月以内に死刑の執行を命じる」刑事訴訟法第475条第2項

 

 

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