どーも、還暦少年と申します。
外山滋比古 先生の本は、「乱読のセレンディピティ」「傷のあるリンゴ」「ことわざの論理」などを読んでいます。ハッとさせられる話があって面白かったです。
でも代表的な作品ともいえる「思考の整理学」(ちくま文庫)は読んでいませんでした。
理由は「東大・京大生に一番読まれた本」などという出版社の煽り方が嫌いだから、というわけではなくて、単純に字が小さくて、老眼には辛いのよね。買ってはみたものの積読になっていました。
それで、セールで安かったこともあってオーディオブック「思考の整理学」を買ってみました。
定価:¥1,265 が半額セールで\632、初回購入割引 -\300となって、\332也
オーディオブック「思考の整理学」
オーディオブックのなかには、適していないようなものも販売されていますが、「思考の整理学」はなかなか良いです。
寝ながら聞くのにちょうど良い感じです。
1つのチャプターは 10分前後
チャプターは全部で35あります。チャプター34だけが3分14秒ですが、それ以外のチャプターは全て10分前後となっています。
細切れに聞くにはちょうど良い構成ですね。
図が少ない
オーディオブックの大敵である図表ですが、全部で4枚。たいした図ではありませんので、無視しても理解できると思われます。
使っている言葉も文章も易しい
以前、野村胡堂の「胡堂百話」だったと思いますが、朗読したものを聞いたところ、同音異義語が沢山出てきてなんのことか分からなかった記憶があります。外山先生の書くものは、1度聞いただけで理解できます。
オーディオブックについての個人的な感想
一般的にオーディオブックは聞いて理解しやすい小説が向いていると言われます。
しかし私にとっては、普通の読書より好き嫌いがはっきり出るようで、途中から聞いていられなくなることも多いです('◇')ゞ
某ベストセラー小説もせっかく購入したのに、ほとんど聞いていません。
価格も高いものが多いので、より慎重に選ぶようにしないといけません。